弊社の強み


単に瓦を葺き替えるだけではなく、瓦の美観を最大限に生かせるよう、屋根下地調整 小屋組調整など野ものの大工作業を手掛けており、寺院本来の型(奈良時代、鎌倉時代、江戸時代初期)に作り替える技があります。 また、工事に際し建物の安全はもとより寺社関係者・礼拝者や近隣住人に配慮した安全確保に寄与し、創業以来無事故で地域社会に貢献しております。
寺院・神社・建築専門

神社や寺院の建築を手掛けて四十余年…
厚生労働大臣認定の「一級技能士の店」として、市の文化財から築100年以上の寺院まで今まで多くのご縁をいただいております。
これもひとえにご縁を繋いでいただいたお寺さん、そして周りの方々のおかげと心より感謝しております。
屋根の事に限らず「お寺の修理・基礎工事・葺き替え工事・メンテナンス」など寺院建築の事なら、小さなことから大きな工事まで弊社に何でもご相談ください。



弊社のこだわり
瓦のきれいな線を生み出すために欠かせない下地作りはとことんこだわります。 瓦を葺いてしまえば見えない部分の木材の目利きには優れていると自信があります。 そのお寺様を見て、お寺様に合う木材、大きさ寸法を割って自分たちで作る事が多く、使用瓦や鬼瓦もお寺様に合う瓦のご提案をさせていただくことに、じっくり時間を掛けていきます。 仕上がりに納得、皆様に喜んでいただけるお仕事をさせていただくことが谷村寺社工社のモットーです。

不陸
経年劣化により建物がゆがむというか、水平でない状態になっていることを表す言葉で弊社では古い建物の修復が多く、先ずは不陸調整を行い、たてりを戻すことから始まることが多いです。不陸調整の為、基礎を直すこともあります。

葺き師
屋根を葺くことを業として、その伝統技術を大切にしております。
美しく強く長持ちする屋根を葺くため、学んだ技術を生かしながらも枠にとらわれることなく、自由な発想で工夫を凝らし一途に取り組んでいます。
常若施工について
近年建築業界では熟練工、担い手不足が深刻な課題であり、弊社では昨年からエアー鉋「常若施工」を取り入れました。
常若とは常に美しく保つという意味があります。
空気と植物性粉体を噴射し、汚れや腐朽菌・劣化層を除去、古くなった既存の塗膜を短時間で取り除き建物の「長寿命化」と「美観再生」を可能にします。
粉体は、時間とともに土に還るので安心安全であり、人や動物、環境にも害がありません。
常若施工は、予防再生の観点から開発されたコストと効果に優れた施工方法であり「木で木を削る」理にかなった工法です。
この工法により、木造建築物の美観改善、修復・維持にかかる費用の大幅削減も可能となりました。
鬼立式(おにたてしき)
鬼瓦据え付け後、御寺様や地域の発展・皆様の幸せ等、思いを込めて執り行います。

